「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」シーズン1をみた
オレンジ・イズ・ニュー・ブラック予告編 - Netflix [HD]
※この記事はネタバレを含みません。
ネットフリックスのオリジナルドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(Orange Is The New Black)のシーズン1を6話ほどみてみた。
不運にも刑務所いきになってしまった主人公の女性の話で、実話の本がベースになっていて、実話50%フィクション50%という感じの内容らしい。
「だれしもが環境次第で犯罪者になりうる」という話をきくことがあるけど、このドラマをみて、振り返って、確かにそれはあるのかもしれないと思った。
だって、刑務所という場所でも、人間ドラマが起こるのだ。誰かにむかついて喧嘩を売る人がいれば、それをサポートする人がいる。恋愛だって生まれる。
誰かが危機に陥ってるときに提案をだして解決しようとサポートしてくれる人がいれば、裏切りだって生まれる。
これって、刑務所の外の世界でも起こることだし、要するにどういうことが言いたいかというと、社会にいる人も、刑務所にいる人も、同じ"人間"であることは変わらないということだ。
当たり前じゃんと思うかもしれないけど、このドラマをみると、「そうだよね」と気づかされる面があった。
主人公は、どちらかというと、誰かに騙されて、不運にも犯罪者になってしまったケースだけど、「刑務所に入ると、自分がどれだけ嫌な人間か、ということに気づかされる」というメッセージが印象に残った。
日本での刑務所暮らしがどんなものかわからないし、まぁ、これはドラマだから、そこにはやっぱりエンターテイメントも絡んでるんだろうとは思う。
でも、「魔がさす」という言葉があるように、状況次第でだれだって犯罪者になりうる可能性があるということ。生まれもった性質とかはそこまで関係ないのかもしれない。環境だ。(もちろん、完全に狂った凶悪犯罪というのもあるけど)
とてもシーズン4まではみれないけど、気になったからちょっとみてみたら、けっこうおもしろかった。
追記(2016.10.21 9:55)
あれから、シーズン1の最後までみたら、そのエンディングの罠にはまってしまいました。。いやぁ、これすごいおもしろい。人間の醜いところをえぐっていくところが。
Orange is the New Black: My Time in a Women's Prison
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