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まぁまぁ、焦らずに。

スケボー好きの人が書いてるブログです。

「突然、みんなが恋しくて」をみた


『突然、みんなが恋しくて』予告編

 

※この記事はネタバレを含みません。

 

『突然、みんなが恋しくて』(原題:Et soudain, tout le monde me manque、英名:The Day I Saw Your Heart)というフランス映画をみた。『イングロリアス・バスターズ』『オーケストラ』で有名な、メラニー・ロランが主役。

 

 

ぼくの大好きなフランス映画に『Paris』というのがあるんだけど、これに共通する要素があった映画だった。

 

文化的背景なのか、監督のセンスなのかわからないけど、ドラマ系フランス映画には、どこかリアリティがあって、「いい映画だった」で終わらないところがある。

1ヶ月後、3ヶ月後、半年後とかにまたみて、そこで新しい発見が得られそうな感じがある。

 

「感動した!」「心にじーんときた」「すごいよかった!」そんな感情的な感想をそくざに抱く映画ではなく、映画が進行していくにつれて、心が暖かくなっていく感じがある。

 

それも、1つの感情だけじゃなくて、「人生いろいろあるよね。みんな大変だよね。飛び上がるくらいうれしいこともあれば、死にたいくらい悲しいときも」みたいなメッセージを、ある意味で暖かく、淡々と伝えてくるイメージがある。

「恋愛コメディ」だから、笑いもある。

 

「アメリカの映画」と一概に言うつもりはないんだけど、映画によっては、「え、そんなにうまくいくもの?」とか「それ、ハッピーエンディングすぎない?」ということがある。

そういうエンディングを好む人もいるかと思うけど、ぼくはどうも「むむむ」としこりのようなものを残されたようで、むずむずしてしまう。

 

『Paris』しかり『突然、みんなが恋しくて』に共通していたのは、"普通に暮らす"ということがいかに普通でないか、誰だって生きていれば大変なことを経験するし、報われることもあるし、なにはともあれ、ドラマチックな人生にドラマチックなイベントは必ずしも必要ないのだ、ということを、シーン1つ1つで、ひしひしと伝えてくる。

 

もちろん、映画だから、ある程度の展開というのはあるのだけど、なにげない日常を淡々とみせることで、ドラマ系映画とドキュメンタリー映画の間を行ったり来たりしているような感覚を覚える。

 

これがぐっとくるのだ。観終わったあとに、心の温度が3度くらい上がっている気がする。

 

そして、メラリー・ロランは、ほんと美しい人。笑ったときの口元が「くい」って上がる感じが愛らしい。

 

メラリー・ロランのインタビュー映像。英語がちょっとつたないけど、『イングロリアス・バスターズ』の出演を依頼された当初は喋れなかったらしく、それを考えるとこのレベルはすごいなぁ。


Inglorious Bastards (2009)- Melanie Laurent Interview

 

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